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Titleエドグレン高等学校との文化交流について
9月21日に1年2組(グローバル人材育成コース)の生徒たちが米軍三沢基地内にありますロバート・D・エドグレン高等学校で文化交流を行いました。5月に行われた同高校との文化交流はエドグレンの方々が本校に来校しましたが、今回は私たちがエドグレン高等学校に出向きました。
到着後、生徒たちはアメリカ人生徒とペア(バディ)になり、午前中は彼らの通常の授業を共に受けました。 英語、日本語、数学、音楽、理科、アルバムづくり、料理等、多岐にわたる授業が展開されていました。授業中、誰もがアメリカの高校に留学したかのような気分を味わったことでしょう。後日行ったアンケートの結果を見ると、リラックスできる雰囲気や生徒と教員のフレンドリーな関係、それぞれが自分のペースで学びを進めているところ、授業で積極的に発言するところなど、日本の学校との違いをそれぞれ感じていたことがわかりました。
授業後は全員がホールに集まり、バディと一緒にお昼ご飯を食べました。
午後はそのホールで文化交流を行いました。今回の内容は「津軽弁」をアメリカ人学生に紹介すること。 交流会は先日青森県英語弁論大会で優秀賞を取った佐藤穂希さんの津軽弁に関するスピーチで始まりました。 津軽弁をどうやって後世に残していけるかについて述べたスピーチ原稿を彼女自身が書いたことや、それを暗記していること、そして堂々と英語で話す姿にアメリカ人学生たちは感心していました。スピーチの内容の中に、津軽弁カルタを作れば良いのではないかという提案が含まれており、それを踏まえて、事前にクラスでよく使われる津軽弁15語を厳選してカルタを作成しました。それぞれバディと津軽弁および訳語(英語)の発音を練習したのち、ミニゲーム「津軽弁かるた」を楽しみました。生徒たちが札を読んだり、アメリカ人学生が札を読んだり。中でもアメリカ人学生が津軽弁の札を読んで、生徒たちが英語のカードを取る様子は、文化交流ならではでした。
帰り際に「もう終わりなの~!?」と叫ぶアメリカ人学生もおり、交流を楽しんでくれたことを嬉しく思いました。
生徒たちは英語が通じたことを喜ぶ場面もあれば、ちんぷんかんぷんで悔しい思いをすることもあったようです。それぞれがとても良い経験であり、刺激になったと思います。ご協力くださった先生がた、保護者のみなさま、ありがとうございました。
次回の文化交流は11月に再度エドグレンにて行われる予定です。